十人十色のお葬式 こころの風 十人十色の社員ブログ

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過去の葬祭ブログ【2009年】

2009年 12月29日 【仏教の要素を採り入れた無宗教葬】

無宗教葬の祭壇はお花の祭壇が一般的ですが、浦安市斎場や馬込斎場のように常設の白木祭壇を使用する場合も時々あります。
特にお付き合いをしているお寺がないので、お坊さんを呼ばずにご葬儀が出来ないかとのご要望からの無宗教となりますが、
大抵はご焼香等を否定していない場合が多いので、式進行は仏式を採り入れながらのご葬儀となります。
通常の無宗教葬と違い少し工夫が必要ですが、常設白木祭壇であれば祭壇料も抑えられるので、残されたご家族のことを考えるのであれば大変お勧めの形式です。
当社でも少し力を入れて取り組んでいます。お布施の負担がないのはご家族にとってなによりです・・・。

2009年 11月30日 【無宗教葬が増えています】

最近のご葬儀の傾向として、宗教者を介さない無宗教葬を望まれる方が増えています。
故郷を遠く離れて暮らす方々やお墓を承継する立場にない方々が主に希望されています。
無宗教葬は通常のお坊さんの読経がない分、時間の組み立てが必要になります。
当社では、献灯や献奏、献花や手紙の朗読、プロジェクターでの写真やビデオの上映等を行っています。
タイムスケジュールに沿って照明を落としたり、灯けたりもします。
ご家族が用意する素材を元にご葬儀の進行を決めていきます。
手作りの無宗教葬は家族葬らしさが表れるほのぼのとしたお別れの儀式です。
時間がない中での組み立てのため、通常のご葬儀とは違い担当者は睡眠不足になりがちですが、終わった後はホット一息肩の力が抜けます。

2009年 10月26日 【自宅で最後を看取る ターミナルケア】

ご葬儀の依頼に関するお電話は、そのほとんどは病院内からかけられてきたものです。
お電話にてご家族がお亡くなりになった旨と、お伺いする病院・病棟名や時間、その後のご搬送先についてのやりとりがなされます。
けれども、お伺いする先がご自宅のことも時折あります。
終末期治療の場合にはご自宅で最期の時を静かに迎えることをご希望されるご家族様もいらっしゃいます。
お亡くなりになる直前まで主治医や看護師に治療を施され、そしてご家族に最後を看取られることになります。
「夫は本日私の腕の中で静かに息を引き取りました。
自宅で看取れたことは大変幸せだったと思っております。
この後のことをよろしくお願いします」、ご葬儀に向けて静かに動き出す瞬間です。

2009年 9月23日 【お寺と檀家のトラブル】

「あまり葬儀費用がかけられないけど・・・」このようなお問い合わせが多くあります。
ご予算に合わせたご提案、お見積りをお出しし、ご家族様に安堵の表情が感じられるのも束の間、暫くすると、
「菩提寺に連絡したら、お布施を70万円用意して下さいと言われ困っています。どうしたらいいですか?」
「経済的に苦しいので、金額を落とせませんかと相談してみたらいかがですか?」
「なるほど。そう伝えてみます」
「その金額が払えないのなら納骨はさせませんと言われました、どうしたらいいでしょうか?」
「お寺の中にお墓があるんですね・・・、困りましたね」
よくある話の一例です。

2009年 8月24日 【お寺と檀家のトラブル】

先日TVの情報番組を観ていたら、お寺と檀家のトラブルについての特集がありました。
普段葬儀の仕事をしていると、今回報道されたトラブルについては、TVだけの特別な話ではなく少なからず他でも存在している内容なのかなとも思いました。
「指定の金額のお布施を用意しなければ、納骨はさせない」
「戒名を戴かないということは、檀家をお辞めになるということですか」
「寺指定の葬儀社でないと、葬儀はだめです」
「お布施の金額が希望と違う」
「忙しいのでいけません。導師は葬儀社で紹介してもらいなさい」
「大酒飲み」「ヘビースモーカー」・・・等々。
今まで様々なお坊さんにお会いしてきましたが、お坊さんは決して特別な存在ではありません。
一人の個性を持った人間であると考えるのが一番でしょう。
檀家としては合点のいかないこともあることでしょうが。
ここ数年、ご葬儀の中身や金額はより透明化、適正化されてきています。
ご葬儀そのものもご家族のご要望を反映し執り行われる傾向にあります。
しかしながら、お寺との関係は未だ進展がありません。
ご葬儀に関するなら、お布施がいまだに高額であるのは、現在の経済的な状況からすると、ご家族にとっては大変な負担であったり、納得がいかない面もあります。
檀家、旦那寺という関係であるならば、過去に役員であったり、高額なお布施をご用意したといったことのみでご葬儀に当たるのではなく、今現在のご家族の経済的な状況や考え方をしっかりと理解した上で対処していくことが求められています。
生活や考え方を度外視した過去からの因習的な要求だけでは今後のお付合いがますます難しくなってしまうことでしょう。
それが寺離れに繋がってもいます。
但し、檀家側にも同等にお寺に対しての配慮が必要となります。
坊主丸儲けという言葉がありますが、必ずしもその維持、運営に余裕を持っているお寺ばかりとは限りません。
地域住民の減少や民間霊園の増加から檀家との関係が希薄化しているお寺も増えています。
維持、運営に窮しているお寺が数多く存在しているのです。
お寺を維持できず、大学や高校、中学等、教職に転職する宗教者の方も時々見かけます。
大きなお寺ならいざ知らず、一般的には余裕のあるなお寺ばかりとは限りません。
檀家としても、不満をぶつけるだけでなく一歩足を踏み入れて、お寺側に対する深い理解も必要です。
菩提寺や檀家はご葬儀だけの浅いお付合いではなく、日々お互いの悩みや要望を真摯に語り合い手を携えて行く必要があります。
お寺と檀家には、今現在忘れ去られているそれぞれに必要な役割があります。
地域を見渡すと、子の親殺し、親の子殺し等、地域社会が荒れ狂っています。待ったなしの状況です。
子供の荒れ狂っている心は私たち大人の心の反映です。鏡です。
地域にあるお寺を拠点に先ずは、大人の心の平穏、バランスを作り上げ、次に多くの悩みを抱えている子供たちを本来の元気な姿へと戻していく必要があります。
責任は重大です。もう一度やり直しが必要なのです。手を携えて・・・。

2009年 7月8日 【俗名を希望する】

朝日新聞のご葬儀特集やマスコミ各社の影響もあり、俗名でのご葬儀を希望される方が増えています。
宗教者をお呼びしない無宗教形式でご葬儀を行う場合、もしくは宗教者はお呼びするけど戒名を戴かない場合がその一例です。
但し、戒名を戴かないといっても必ずしも希望が叶うわけではありません。
俗名を希望され、確実にそうするには幾つかの条件があります。
お付合いの深い菩提寺がないことや仮に浅いお付合いだとしても、所有しているお墓が寺院内墓地でないこと等が条件です。
菩提寺の場合はかなりの割合で、戒名を戴かないことを快しとしません。
「檀家をお辞めになるのですか」と強い口調で言い寄られることもあります。
仮に菩提寺をお呼びせず紹介のお寺様で俗名でのご葬儀を行ったとしても、寺院内墓地の場合には、納骨の際に戒名(及びお布施)の必要性を強く説かれますので、簡単には納骨をさせてもらえません。
無宗教形式や俗名でのご葬儀には上記のように一定の条件をクリアする必要があります。
宗旨や宗派に関わらず受け入れ可能な、公営や民間の霊園をお持ちの方なら問題はありません。難しい問題です。

2009年 4月25日 【さくら斎場の桜並木】

先日、さくら斎場にてご葬儀を行いました。各公営斎場はそれぞれ個性的な作りとなっていますが、さくら斎場のロビーは広々としていていつも大変落ち着けます。
ご葬儀の出来る式場が2式場ありますが、1、2階で別かれていますので騒がしくないのが特徴です。また、公営斎場には珍しく、常設の白木祭壇に祭壇花を載せられるので、祭壇自体が引き締まって見えます。
ご家族の希望もあり、家族葬でのご葬儀となりましたが、ご家族にとっては、しっかりと静かなお別れの空間が出来たのではないでしょうか。
さくら斎場は京成佐倉駅より車で5分の所に位置しているので、ご会葬の方にも大変分かり易い立地といえます。さくら斎場はその名の通り、斎場内に桜並木があります。桜の季節は壮観です。心が癒されます。
桜並木といえば、松戸市斎場周辺も見ごたえがあります。
霊柩車の到着が桜見物の渋滞により30分遅れたなんてことが以前ありました。
この季節は土日祭日は特に要注意です。
桜の木の下をゆっくりと進むので、ご葬家にとっては心に残る思いでになるのかも知れませんが、葬儀担当者は火葬場にて後で少し叱られます・・・。
「この時期は時間に余裕を持って下さい!」と。

2009年 2月28日 【出会い】

この仕事を続ける上で楽しみがいくつかあります。
その一つに宗教者、例えばお坊さんや神官さん、牧師さんといった方々との出会いです。
例えばお坊さんであれば、お坊さんには様々な経歴の方がいらっしゃいます。元学校の先生であったり、サラリーマンであったり、仏教系の大学出身者であったり、実家がお寺であったりと仏門へのきっかけは様々です。
普段近寄りがたい存在のように思える宗教者の方々ですが、私たちと一緒で一人ひとり個性を持った人たちです。性格も様々で饒舌であったり、口下手だったり、偏屈であったり、温和な性格であったり、拝金主義者であったり、博愛主義者であったりもします。
ヘビースモーカーはいるし、大酒飲みもいます。
私たちとなんら変わりのない存在です。ただし、私たちが普段の生活の場で、時折人(仁)徳に優れた方に出会えるように、流石だなと思える宗教者の方にも時々出会えます。
身を投げ出してホームレスを守る活動をしている牧師さんもその一人です。
時代や人間の心理を読み解く力に優れ、慈愛に溢れ、地域社会と一体となって問題解決に奔走する。宗教者としての役割をしっかりと担っている方との出会い。
それが楽しみの一つなのです。作法一つを見ても、説法一つをとっても見とれてしまう存在です。

2009年 2月10日 【自分を映し出す鏡】

テレビのニュースを「ぼーっ」と観ていると、ほぼ同じような内容の政治・経済のニュースが毎日流れてきます。
1年毎に国の「舵取り役」が交替し、「スピードが大事」といいながらも気がつくとまた何事も変わらず「桜」の季節だけがやってきます。
人は一つ年を重ねる毎に、一つひとつの事柄から多くを学び成長を重ねていく存在です。
子どもから大人へとそして、更に円熟を積み重ねていきます。
ここ数年振り返ると何時も思うことは「このくに」は年をとらないのかなあ?と。
それとも時計の電池が切れてしまっているのかなあと。
 それとも、わたし達自身の心が「年を取らないこと」を望んでいるのかもと・・・。
毎年増える眼尻りのしわを鏡で眺めながら・・・。
「ぼーっ」とそんなことを考えている一日でした。

2009年 2月4日 【「おくりびと」と「おくられびと」】

最近のご葬儀の傾向に「家族葬」がありますが、その最後の看取りは必ずしも病院ばかりとは限りません。
ご自宅でお亡くなりになり、その後、ご葬儀のご依頼を頂くことがあります。
ご自宅にお伺いすると介護ベッドに故人がご安置されていて、死亡診断書から、掛り付けの医師に24時間以内に診察を受けていることが伺えます。
また、訪問看護師により浴衣へのお着替えやご処置、ラストメーク等が済まされていたりもします。
ご家族の希望で最後の時間を病院ではなくご自宅をお選びになっているケースです。
先日こんなやり取りがありました。
「2階の母の部屋で葬儀を行いたいのだけど」
「1階にその他の部屋はありませんか?」
「1階では父を介護しているので、ここしかありません」
「2階でのご葬儀は棺の移動も含めて無理だと思います」
「ここで母を送り出したいんです!お願いします!」
結果としては様々な工夫をしての2階でのご葬儀となりました。
介護ベッドの返却や家具・調度品の移動、工夫をこらした納棺、出棺等10人前後の自宅葬は無事終了致しました。
決して金銭的に余裕のないご家族様ではありませんでしたが、ご家族の「おくりびと」としての強い思いが表れた「家族葬」でした。

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